犬のお世話
わが家に犬が来た…どうやって接したらいい?
私たち飼い主の元へとやって来たわんちゃん。わんちゃんにとっても、飼い主にとっても、期待と不安が入り混じった感じでしょう。こうした「ファースト・コンタクト」では、どう接したらいいのでしょうか。注意点がいくつかあります。まずはトイレのしつけを初日からはじめなければなりません。その後は、ゆっくりと休ませませてあげてください。わんちゃんはまだ環境の変化に緊張し戸惑っているため、初めからかまうとストレスになります。ストレスによる、交感神経系の興奮や食欲不振による低血糖症の予防のために、飲み水の中に少量の蜂蜜や砂糖をを入れてあげと良いでしょう。しつけのルールはあくまでも人間が決めたこと。人にとっては迷惑に思える行動も、犬にとってはきちんとした理由があってやっています。犬がどんな気持ちで、なぜそういう行動をするのかを飼い主が理解することが大切です。犬の気持ちを考えながらしつけを行えば、愛犬とのコミュニケーションの時間となり、よりよい信頼関係を築くことができます。重要なことはいつでも愛犬に対して愛情を忘れないこと。そして根気よく「ゆっくり、ゆっくり」とわんちゃんとともに慣れていくことです。
食事のしつけ
規則正しく与える
食事は決まった時間に与える。 食事は決まった場所で与える。
決まった時間で与えることによって習慣化と学習効果が高まります。
食事中に人がいることを慣れさる
食事中、人が寄ってきただけでウーと威嚇する犬がいますが、そうならない為にも 初日から食事中、食器に触る、ずらすといった行為をし、そばで様子を見るように して下さい。しばらくすると人を気にせず食事をとるようになります。
人間の食事を欲しがったとき
よく人間が食べてるところへ犬がやって来ておねだりする光景を見かけます。 これはバッドマナーです。人間の食事中は犬をゲージに入れるか、別の部屋に入れ 食事の光景を見せないようにしましょう。
トイレのしつけ
トイレの場所
リビングなどではなく、人気のない場所にして下さい。
トイレをさせる場所は一度決めたら、あまり変更しないように。
トイレの習慣化
自分からトイレに行こうとする場合は除き、毎日、朝晩にトイレの場所に連れて行き おしっこやうんちをしなくても、繰り返し行うことで習慣づけされます。
トイレに失敗したとき
失敗した直後にしかる。失敗した場所のニオイをかがせてハッキリした口調で叱る。「イケナイ」「ダメ」等